インド株が注目される理由
団塊世代と呼ばれる方々が次々と定年退職を迎えるピークが近づいており、
その中で「素人でも簡単にできる資産運用」が注目されているようです。
投資信託はどこでもよく耳にしますが、インド株が今特に注目されています。
インド株の投資信託が注目されているのは、今、まさに高度成長をしている勢いのある国ならでは
ということからだと言われています。
インド自体はかなり治安が悪く、日系支社勤務の知り合い男性が
「この間タクシー強盗にあった」と爽やかに語っていましたが、
インド株投資信託自体は日本でもできるので安心ですね。
インドはもともとイギリス支配下にあり、1947年に独立しました。
1991年に社会主義的な経済破綻になりかけましたが、
自由経済を導入したことによって高度成長が始まります。
様々なIT企業や商業施設などが乱立して立っており、
高度成長中のインド株はその成長が計り知れないことから投資信託でも注目を集めているようです。
スポンサードリンク
インド株と中国株はどちらがいい?
投資信託を実際に行うにあたってやはり悩むのが
インド株と中国株のどちらを選ぶべきかだと思います。
GDP成長率推移で比較してみると、少し前に注目されていた中国は9〜10%の高成長を遂げています。
ただ、今は賃金の高騰などで外資が他のアジアやアフリカの国に変わり、経済成長は、
少し落ち着いているという話が有力です。
インドに関して言えばここ数年7%半ばの成長を遂げており、過去10年でも平均約6%で見通しは明るいと言われています。
また、インドでは2030年には中国を抜いて世界ナンバーワンの人口になるといわれており、
これが経済発展の原動力と成長を支えている一つの要因とも言われています。
高齢化社会が進んでいる日本とは反対に、インドでは49歳までの労働人口が7〜8割を占めているとも
言われていて今後が期待できます。
ただ、だからの言って中国よりインドがいいと断定はできませんのでご注意ください。
インド株投資信託の中でも注目は?
インド株投資信託の中でも特に注目されているのが、2003年から2004年まで約40%近くアップしたソフトウェア輸出と言われています。
ただ、IT産業自体は成長も早い分広がるのも早いので、今後は別の分野にも注目した方が良いかと思われます。
ジェネリック医薬品の分野でも注目があるようですが、すでに注目されている分野に行っても遅いかもしれませんね。
インド株投資信託ではまた、GDPに占める農業の割合が多いインドでは天候に影響を受けやすいとも言われています。
国民の大部分が農民であり、農作物に影響を与える天候は株価にも影響を与えるようです。
ただ、長期的にはモンスーンによる経済影響は少なくなると考えられているようですね。
天候による影響の代表的な事例としては、2002年で、雨が少なかったためにGDP成長率が4%に落ち込んだというデータもあるようです。
インド株投資信託を始めるのであれば、天候にも注意する必要があるようです。
スポンサードリンク